プロフィール

黒松 雄平のプロフィール

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簡単なプロフィール

 

1979年生まれ。

同志社大学入学後間もなく、18歳で起業。

26歳で(株)CPA Allianceを設立。

現在、複数会社を経営。

 

事業内容は

  • 教育事業
  • FP事業
  • 再エネ事業
  • セルフストレージ事業
  • ブロックチェーン事業

の5本柱となっており、自身の経営経験をもとに数多くのコンサルティング業も手掛けています。

衝撃を受けた大学時代

大学時代、柔道サークルの新人歓迎会で、銀行に就職したOBに話を聞く機会がありました。

それとなく年収を聞いてみると、私がイメージしていた社会人の年収より一桁少なくて愕然としたのを覚えています。

その頃すでにアルバイトで月に数十万円稼いでいたので、必死で良い企業に就職しても今と稼ぎが変わらないことに失望したのです。

次第に大学で勉強する目的を失い、退学してしまいました。

様々な事業にトライをし、何人もの経営者と出会って話をしました。
若かったのでかわいがってもらいましたし、様々な考え方を学ばせていただきました。

一方で同年代の大学生とはすっかり話が合わなくなっていました。

学習塾経営を主軸に、事業を多角的に展開

いろんなビジネスに手を出しながらも、ずっと続けていたのが塾講師の仕事です。

同僚の誘いで独立し、学習塾を立ち上げました。

最初は個人事業でしたが、生徒の数が増え、規模が大きくなってきたことから3年で法人化してCPA Allianceを設立しました。

ある時、知人に

知人
知人
黒松君が働かないと収益が上がらないようでは会社経営とは言えない。君が倒れたら会社はどうなるんだ

と言われ、継続的に利益を得られる「ストック収益」を持ったほうがいいとアドバイスされました。

 

確かに、私ひとりなら事業がだめになってもアルバイトでも何でもして生き延びるのでいいのですが、社員たちのことはそういうわけにはいかないので、安定した収益を得るために

・フィナンシャルプランニング(FP)
・不動産
・再生可能エネルギー
・ストレージ

など多角的な事業展開に踏み切りました。

経営だけでなく『教える』

中小企業の社長は、経営だけではなく
『営業』『経理』『雑務』何でもやるべきだと考えています。

泥くさいかもしれないですが、そのほうが社員がついてきてくれます。
社員は経営者をよく見ていますから。

私もトイレ掃除でもごみ捨てでも何でもやります。もちろん社員もしてくれますが、社長だろうと社員だろうと手が空いた人がやるというスタンスです。

 

会社の規模が変われば役割も変化していくのかもしれませんが、今はこれでいいと思っています。縁あって一緒に働いてくれている社員のために、できることは何でもするつもりです。

ただ、会社に寄りかかろうとしないでほしいと社員たちには話しています。一人ひとりが独立できるレベルまで意識を高めておかないと、激動の世の中に対応できません。

今や大企業すら終身雇用で安泰とは言えなくなっているのですから。

起業の経験を次の世代へ伝える

今は私が会社の旗振り役ですが、起業から20年の経験やノウハウを少しずつ伝えていきたいと思っています。

ビジネススクールを開き、後継者となりうる優秀な人材を育てていくことも計画しているところです。いろんな事業を手掛けていますが、核となるのはやはり教育です。

結局「教える」ということが好きなのだと思います。

 

FP事業も一見脈絡がなさそうに思えますが、お金のことを教えるという意味では同じ教育のカテゴリーと言えます。

セミナーを開くと、

社会保険や税金の仕組みをよく分からないまま漫然と払っている方にたくさんお会いします。この国ではお金に関する教育が十分ではないことを痛感しています。

国語や算数のような勉強も、ロジカルな思考を養うためには必要だと思いますが、それだけではなく、お金の知識や社会を生き抜くノウハウも学校教育に組み込むべきです。

そんな学校を自分で作ることが今の目標です。

事業でもっと収益を上げて、学校法人に参画できる基盤を整えたいですね。

起業したいのに動かないことのリスク

若者のみなさんにも、リスクを恐れずに何でもやってみてほしいと思います。

特に、起業したいと思ったならすぐにでも行動に移すべきです。

あれこれ考えるよりも、やってみながらブラッシュアップしていけばいいです。どのみち、無傷のままうまくいくことはありません。

トラブルがあっても、その都度改善していけばいいのです。お金が底をつきたとしても、また稼ぐだけです。命を取られるようなことはありません。

起業したいのに動かないことの方がリスクだと思います。頑張りましょう。